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ハンガリーの治安を判断する前に

ブダペストのトラム停留所と通り

国全体の順位だけでは、通学経路や住居周辺の安全性は判断できません。留学生は、公的な安全情報と実際に生活する場所の状況を合わせて確認しましょう。

外務省のハンガリー安全対策基礎データでは、日本国大使館への犯罪被害連絡は窃盗被害が中心と説明されています。スリ・置引き、住居契約など、身近な場面への備えが必要です。

外務省:ハンガリーの安全対策基礎データ(確認:2026年10月11日)

日本との比較|平和指数と犯罪指標の違い

ノートパソコンとノートが置かれた机

Global Peace Index(世界平和指数)は、社会の安全、紛争、軍事化などを評価する指標です。スリの発生件数や、個別の街区の安全性を直接示すものではありません。Global Peace Indexの公式情報で対象年と評価内容を確認してください。

Global Peace Index 2026の日本・ハンガリー比較
国総合順位スコア
日本10位1.489
ハンガリー15位1.538

スコアは小さいほど平和度が高い指標です。両国の順位は国全体の比較で、窃盗の発生率や特定の場所の安全性を示しません。出典:IEP公式・Global Peace Index 2026順位表(PDF)。確認:2026年10月11日。

NumbeoのCrime Index・Safety Indexは利用者の回答に基づく指標で、公的な犯罪発生率とは異なります。Numbeoの算出方法も確認し、国と都市、年次、指標の意味をそろえて比較する必要があります。

国の指標と個別の場所の安全性は別です。住居周辺や通学経路の情報も合わせて判断しましょう。

スリ・置引きで気をつけたい場面

体の前のバッグにスマートフォンを収納する様子

外務省は公共交通機関、駅、観光地などでのスリや置引きへの注意を案内しています。財布・旅券・スマートフォンを一か所にまとめず、荷物から目を離さないようにしましょう。

  • 混雑した車内や乗降時は、バッグの口と貴重品を確認する。
  • レストランやカフェでは、椅子の背や床に置いたバッグを放置しない。
  • 知らない人に声をかけられたときも、手荷物と周囲に注意する。

対策をしても被害を完全には防げません。旅券やカードを失った場合の連絡先も、渡航前に確認してください。

住居契約・夜間移動の確認ポイント

契約書と鍵、木製の家の模型
街灯がともるブダペストの街並み

外務省は、SNSの物件情報を見て相手や実物を確認せず送金した後、連絡が取れなくなる契約詐欺も紹介しています。契約相手・物件・契約条件を確認してから支払いを検討しましょう。

住居を選ぶときは区番号だけで決めず、大学までの通学経路、夜の交通、建物の入口、周辺の様子を確認します。ブダペスト23区の地図と住むエリアの選び方、筆者の住居トラブル体験も判断材料にしてください。体験談は一例で、地域全体の傾向を示す統計ではありません。

緊急時の連絡先と最新情報

両手でスマートフォンを持つ様子

犯罪・事故・火災など緊急の助けが必要なときは112へ。ハンガリー警察も、緊急事案はメールではなく112への通報などを案内しています。ハンガリー警察:緊急時の案内

大使館の連絡先と安全情報は、在ハンガリー日本国大使館、外務省の安全対策基礎データで確認してください。

まとめ

旅行バッグとパソコン、スマートフォン

ハンガリー留学の治安は、国全体の順位だけで判断せず、公的情報と生活する地域の状況を確認しましょう。窃盗や契約トラブルへの備えと、緊急連絡先の確認が大切です。