デブレツェン大学のテスト期間中にPCとタブレットを使って勉強する様子
大学生活

ハンガリーの大学のテスト期間(Exam Period)って実際どうなの?【デブレツェン大学CS専攻】

ユウゴ | University of Debrecen | Computer Science | 2026.09.30

みなさん、こんにちは。ハンガリー留学ラボのユウゴです!

今回は、「ハンガリーの大学のテスト期間(Exam Period)」について詳しくお話ししていきたいと思います。

「海外の大学って単位取るのがすごく大変そう…」 「テストで落とされたら即留年なのかな…?」 なんて不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?

今回は、僕が実際に通っているデブレツェン大学のコンピュータサイエンス(CS)学科での体験談をもとに、 ハンガリーの大学のテストシステムやリアルな雰囲気、乗り越え方のコツまで包み隠さずお伝えします!

1. ハンガリーのテスト期間は「2種類」ある!

まず知っておいてほしいのが、ハンガリーの大学には大きく分けて2種類のテスト期間があるということです。

① 授業期間中の中間・期末テスト

14週間ある通常の授業期間中に行われるテストです。 これは日本の学校と同じイメージで、いつもの授業時間内に教室で試験を受けます。

② 授業期間後の「ファイナル(Final Exam)」

ハンガリー特有とも言えるのがこちらです。 14週間の授業期間が終わった後に、約7週間という長いテスト期間が設けられます。

このファイナルイグザムの面白いところは、 「指定された複数の試験日程の中から、自分の好きな日を選んで受験する」 というシステムになっている点です。

※ただし、授業期間中のテストをパスしていないと受けられない科目もあります。

テスト期間に入ると授業は一切なくなるので、学生の生活スタイルも一変します。 図書館は朝から晩まで満員状態になり、家で朝から晩まで引きこもって勉強する日々が始まります(笑)。

デブレツェンで迎えるテスト期間中の朝
テスト期間に入ると授業がなくなり、試験勉強中心の生活になります。

2. どんな形式でテストが行われるの?

テストの形式は教科によってさまざまです。

  • ペーパーベース(紙の試験)
  • コンピュータベース(PCでの試験)
  • 口頭試問(Oral Exam)

選択問題(MCQ)や記述問題はもちろん、 ハンガリー名物の「口頭試問」では、 当日に試験教室に入ってから教授の前で問題の解き方を説明したり、 専門用語の意味を口頭で解説したりします。

プレッシャー半端ない!独自の「足切り」ルール

そして、個人的に一番緊張するのが 「最初の数問で足切りされる試験」 です。

試験が始まって最初の5〜6問(選択問題など)を解くのですが、 ここで一定の正解数を出せないと、その瞬間に以降の解答は一切採点されず、 即不合格が確定します。

「最初の一問も間違えられない…」

というプレッシャーは本当に半端じゃないです。 CS学科だからというわけではありませんが、この手の試験の時は毎回手に汗を握りながら問題を解いています(笑)。

3. 再試験(Retake)制度と単位取得のリアル

「じゃあ、一度不合格になったら即単位を落とすの?」 というと、そうではありません。

試験を受ける機会は各科目につき最大3回用意されています。

  • 1回目・2回目:無料で受験可能
  • 3回目(最終試):約1,500円(フォリント換算)の費用がかかる

「3回もチャンスがあるなら余裕じゃん!」 と思うかもしれませんが、ここに落とし穴があります。

先ほど説明した通り、ファイナルは日程を自分で選ぶシステムですが、 試験日ごとに入れる人数上限があります。

計画的に日程を押さえておかないと 「希望日が満員で受けられない」 「再試を受けたいのに最終日程しか残っていない」 といった事態に陥ってしまいます。

僕自身も過去に一度不合格になって再試を受けたことがありますし、 周りの友達でも再試を経験している人はかなり多いです。

やっぱり「最初の足切り」のプレッシャーもあって、 一発で通るのは簡単ではありません。

単位を落とすと、その科目によっては即・卒業が伸びる(留年する)こともあるのでヒヤヒヤしますが、 日頃からちゃんと勉強していれば、よほどのことがない限り単位を落とすことはないので安心してください!

4. テスト期間を乗り切るための勉強法とメンタル維持

僕が実践しているテスト対策のコツは以下の3つです!

① とにかく過去問(Past Papers)をやり込む!

日本と同じで、過去問と似たような問題が出る傾向はかなり強いです。

全く同じ問題が出るわけではありませんが、 過去問を完璧に対策しておけば全体の5〜6割は復習・カバーできます。 授業内で扱った問題と合わせて徹底的にやり直しましょう。

② 教授に積極的に質問しに行く

普段からわからないところを教授に質問しに行くのも大事な戦略です。

「この子はやる気があるな」と覚えてもらえると、 試験中に困った時にちょっとしたヒントをくれたり、 口頭試問で優しく接してくれたりすることもあります(笑)。

③ ストレスを溜めない「メンタル管理」

「単位を落としたら卒業が伸びるかも…」 「足切りで落とされたらどうしよう…」 と考えすぎると、メンタルをやられてしまいます。

だからこそ、テスト期間中であっても無理をしすぎず、 美味しいものをたくさん食べたり、体を動かしたりして、 意識的に好きなことをする時間を作るようにしています。

最後に:留学を考えているみなさんへ

海外の大学のテストと聞くとすごく難しそうに感じるかもしれませんが、 「やるべきことをちゃんとやっていれば絶対に何とかなる」 というのが僕の結論です。

必要以上に不安になりすぎず、 「合格したら何をしようかな」 「長期休みにはどこに旅行に行こうかな」 とワクワクした気持ちや楽しみな予定を想像しながら、 受験準備や英語の勉強を頑張るといいと思います。

今回はデブレツェン大学CS学科について書いてみましたが、 他の大学についても気になる方は、ぜひ現役生面談もよろしくお願いいたします。

この記事を書いた現役生

ユウゴ

ユウゴ

University of Debrecen
Computer Science(学士)

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